展示会情報

2008年9月23日

彼岸

小諸の山はここ2,3日天気がはっきりしません。しかし、すっかり秋めいて桜の葉は、色づいています。喧しいほど?だったセミの声も静かになり、虫の声、鳥の声が聞こえるだけで、静かな山の秋です。彼岸にちなんだ話です。長野のお客さんからは、仏壇を見せてくださいとか、製作の依頼も多く、他の家具の注文の数に比べると、多いと感じます。最近何気なく新聞を見ていてナゾが解けました。隣の町佐久地方には、位牌分けと言う風習があり、亡くなったかたの子孫(子供)全員に位牌を分けるそうで、そのための、儀式もあるそうです。私の生まれた地方は、本家が仏様を守り、墓を守りますので地方により違うものだと思いましたが、佐久地方では、度重なる、千曲川の氾濫から、先祖さまを守る為とか?もっとさかのぼって、戦国時代からの風習とか?言われているそうです。位牌を預かれば当然仏壇が必要になるし、家族皆で、手を合わせることは、良いことだと、思います。