展示会情報

2007年1月16日

桑の木

年末から留守にして帰ってって来たら、翌日は大雪(私の感じ方では)でした。山の中なのでまだ、日陰では、雪は解けず残っていますので、静かな冬景色です。新年仕事始めは、お客様がお持ちの桑の木で、製作です。私は、以前、桑畑の桑を譲り受けました。樹齢は、20年から30年くらいでその上10数年寝かされていたらしいのですが、細いのと虫食いなど、傷んででいますが、何かに生かしてあげたいと、おもっているところです。お客様がお持ちの桑は山桑で太く、中は、茶色で(製材したては青みを帯びていますが)美しい色味で、他の材とは違うなんともいえない感触です。山の神が宿っているような厳粛さを感じるとも言われています。そんな材を使えるのは、感動です。