2007年1月16日
年末から留守にして帰ってって来たら、翌日は大雪(私の感じ方では)でした。山の中なのでまだ、日陰では、雪は解けず残っていますので、静かな冬景色です。新年仕事始めは、お客様がお持ちの桑の木で、製作です。私は、以前、桑畑の桑を譲り受けました。樹齢は、20年から30年くらいでその上10数年寝かされていたらしいのですが、細いのと虫食いなど、傷んででいますが、何かに生かしてあげたいと、おもっているところです。お客様がお持ちの桑は山桑で太く、中は、茶色で(製材したては青みを帯びていますが)美しい色味で、他の材とは違うなんともいえない感触です。山の神が宿っているような厳粛さを感じるとも言われています。そんな材を使えるのは、感動です。...
2007年1月1日
あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします
2006年12月23日
今年も残り少なくなってまいりました。私は、年内完成をお約束した、家具作りで大忙しです。今年もアット言う間の1年でしたが家具製作を通して、多くの方々と出会いがありご指導いただいたり、勉強になる日々でした。又豊な自然は、驚き、喜び、感動を与えてくれました。春、満開の桜、木々の芽吹き、夏、虫や小鳥たちの躍動、秋、日々変化する山々の紅葉、厳しいが、静かな冬。来年も自然からパワーをいただき、自然をモチーフにした、家具を製作したいと思います。皆様、良いお年をお迎え下さい。...
2006年12月9日
東京から戻りましたら、小諸はすっかり冬枯れで、薪ストーブがありがたい毎日です。先日の田中八重洲画廊、家具工房Shin展にはお忙しい中、おいでくださり誠に有り難うございました。一生懸命製作した家具を多くのお客様に見ていただき、ご意見、ご感想をいただく事は大きな励みとなります。本当にありがとう御座いました。躍動感あふれる都会は大いに刺激を受けますが、静かな森の中に帰りほっとしています。
2006年10月26日
信州(長野県)は、胡桃の収穫量全国最多。お隣,東御市は、市町村別で全国1位。昔は、高台に上り見渡すと、胡桃の木の林のように町全体が見えたそうです。しかし、これは、食する胡桃のお話。信州には、胡桃おはぎ、野菜との和え物、そばのつゆ、クルミだれのだんご、まんじゅう、などなど、胡桃を使った食べ物は、数え切れません。私の使うのは、(材)のほう。鬼胡桃、沢胡桃、シナノ沢胡桃、など種類があります。材は、桐に似て淡黄白色、柔らかく軽い。しかし、時とともに深みが出てくる。ヨーロッパでは、あたりが、柔らかいので、本棚に好んで使われる。私も、キャビネット、パン箱、スツール、飾りだななど色々製作しました。胡桃製ですと申し上げると皆さん、一様に固いのですか?とおっしゃる。多分胡桃の実の固さから連想される様です。胡桃製の家具は、あたりが、柔らかく、時と共に深い味わいがたのしめます。...
2006年10月2日
地元の新聞の(あの店この店)に当家具工房を、取り上げていただきました。無垢の家具と紹介されたのでと、見に来ていただいたり、お電話いただき(無垢)についてご説明することもしばしば、、、無垢の家具と言いましても丸太を輪切りにして、イス?にしたり厚板に脚をつけただけのシンプルなテーブルも無垢の家具と言えるかもしれません。私の製作しているものは、天然の木を昔からの技法を、用いビスなどは使わず、仕上げています。非常に手間と時間がかかる仕事ですが、、、無垢材の質感を大切にするため天然オイル(オスモカラー)で仕上げていますので、使用しているうちに色が、美しく変化してくるのも、楽しみのひとつです。当工房の家具は、赤ちゃんや、アレルギーのある方にも安心してお使いいただけます。無垢の家具は、きわめて、体に優しく、ナチュラルです。...